RAB☆Kブログ

ご飯論法、って何だ!?


NHKの国会中継は、時間のむだだから見ない。2018年5月28日にも、モリ・カケ騒ぎをめぐり、安倍首相が出席して衆参両院の予算委員会集中審議があったそうだ。

それを報じる翌29日の新聞各紙は、くっきり色分けされている。共同通信加盟の山陰中央新報と朝日新聞には<ご飯論法>という言葉があった。ぼくは初めて聞いた。新報の記事によると、法政大の上西充子教授がツイッターに投稿したのが広まったという。

〈質問に対してあえて論点をずらして回答するような政府答弁を「朝ごはんは食べましたか」という問いに対し、「ご飯は食べませんでした(パンは食べたけど、それは黙っておきます)」というような食事のやりとりに例えて皮肉っている〉

集中審議では、加計学園の獣医学部新設認可について、こんなやりとりがあったそうだ。

首相「大切なのはプロセスに問題があったかだ。一点の曇りもない」
小池(日本共産党書記局長)氏「これが話題の『ご飯論法』ってやつだ。話をすり替えて、まともに答えようとしない」

でも、カケ問題を徹底的に調べた朝日新聞OBの長谷川熙(ひろし)氏の著書『偽りの報道 冤罪「モリ・カケ」事件と朝日新聞』(2018年2月刊)によると、過去51年間も獣医学部の新設が政・官・業(日本獣医師会)の癒着によって阻まれ、その岩盤規制にやっと安倍政権下で穴が開けられたことが問題の本質だ。

朝日をはじめとする左派メディアも野党も、その点にはまったく切り込まず、安倍首相と加計学園の理事長は友人同士だから何らかの癒着・不正があったにちがいない、という“疑惑”を作り上げ、そこだけを追及してきた。

つまり、話をすり替えご飯論法を最初に使ったのは、朝日新聞でありそれに乗った共産党など一部野党ではないのか。

学部新設を認めた国家戦略特区諮問会議の有識者議員らは、すでに2017年6月、記者会見を開き説明文書も報道陣に渡して、首相の言うとおり、プロセスには何ら問題がなかったことを確認した。だが、それをメディアはきちんと伝えず、“疑惑”追及に注力した。

2018年5月29日の朝日は「疑惑に正面から答えない首相」、山陰中央新報(共同)は「不自然さ浮かぶ首相答弁」という大きな見出しで、“疑惑”をまたも演出している。

一方、読売新聞は社説で、「安倍内閣は5年半に迫り、おごりや緩みも目立つ」と苦言を呈しながらも、「客観的な事実に基づかない野党の質疑にも問題がある。・・・同じ議論の繰り返しには辟易(へきえき)してしまう」といさめた。

社説は、北朝鮮情勢にふれ、こう締めた。「日本の国益をいかに確保するか。与野党には、意義のある論戦を展開することが求められる」

この文は、政界だけでなく、左派メディアにも向けたものだろう。


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