RAB☆Kブログ

インド洋でも中国に負けるな


インドのニューデリー特派員をしていたとき、ひとりで南アジア8か国を担当していた。そのころ、スリランカではタミル紛争があり、この島国とインドとのあいだの海峡では血なまぐさい出来事もあった。でも、インド洋はおおむね静かだった。

だが、いまでは、日本と中国の小競り合いの海となっている。

日本の国会でのモリ・カケ騒ぎを尻目に、安倍政権は粛々と外交・安全保障政策を進めている。5月25日の読売新聞によると、日本政府はミャンマー、スリランカ、バングラデシュのインド洋沿岸3か国で、円借款による港の整備に乗り出す。

〈日本がこれらの港の整備を進めるのは、インド洋沿岸国の港湾機能が充実すれば、会場保安能力も向上し、日本のタンカーや商船の安全確保につながるためだ〉と、読売は解説する。

中国は「真珠の首飾り」と呼ばれる海洋戦略を展開しており、インド洋沿岸国に海外拠点を築いている。もちろん、軍事拠点とするためだ。〈日本が当該国と協力して進めようとしているミャンマーやバングラデシュでは、中国も新港建設を模索したが、日本の計画を受けて頓挫したとされる〉(読売)。

ぼくは、スリランカやバングラデシュへ何回も行ったが、それぞれにいい国だ。スリランカは南国らしく人びとは明るく、激辛のカレーも懐かしい。バングラデシュは気候も人もウェットで、日本人には意外に肌が合う。

そういう国と日本が絆を深めるのは、個人的にもなんだかうれしい。安倍政権には、インド洋での中国のやりたい放題に、どんどんブレーキをかけて欲しい。


コメントする


次のタグを使うことができます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>