RAB☆Kブログ

嗚呼、甲子園


盟友・野々村直進さんが、今朝、テレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーに出演していた。甲子園大会をめぐり、ビデオ判定の導入や過酷度を増す炎天下での試合の是非などについて、司会の羽鳥さんとコメンテーター3人が侃々諤々の舌戦をした。

高野連の姿勢に対し、かなり突っ込んだやり取りが展開された。他の甲子園監督が忖度して発言を控えそうなことについても、野々村節が炸裂した。

高野連が矢面に立ってはいても、大会運営ではもう一つの主催者である朝日新聞の権力が絶大だ。ぼくも夏の甲子園大会を取材したことがあるから、よく知っている。

つまり、議論の矛先は、実質的に朝日新聞批判とも言える。そもそも、テレ朝がなぜこういう率直な番組作りをできたのだろうか。しかも、野々村さんのようなアンチ朝日新聞の論客を招いて。

それは、視聴率が好調なテレ朝と、凋落する“親会社”朝日新聞との力学が背景にあるのではないか。

朝日新聞の今年3月の決算で、発行部数は朝刊576万部とされた。だが、それには販売店への「押し紙」やホテルなどに配る無料紙もふくまれている。事情通によると、実売部数は350~370万部と推定されている。そして年に35万部ほど減りつづけている。もう、全国紙として取材・販売網を維持するのは限界に来ているようだ。

近い将来、テレ朝は朝日新聞から“独立”するかも知れない。その前に朝日新聞が潰れる可能性も高いだろうが。

今朝の甲子園談義は、後世、「あれがターニングポイントだった」と呼ばれるだろうか。


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