RAB☆Kブログ

天然の超大物を食らう


牛や豚の“天然物”は食えたものじゃない。――たぶん。出会ったことも食ったこともないが。

近所の釣り名人から鯛をもらった。わが家から車で20分ほどの十六島で磯釣りしたという。52㎝あった。とりあえず、エラとハラワタを取って冷蔵庫になんとか押し込んだ。1日寝かせると旨みが増す。

これだけの超大鯛は、さすがにさばいたことがない。ドイツにいるとき、北海産の6㎏超のサーモントラウトはよくさばいていたので、大きさはあまり気にならない。

問題は、その骨だ。真鯛の骨は他の魚とはまったくちがい、弾力性があって出刃包丁がはじかれる。浅草のかっぱ橋道具街にある包丁専門店で選んだプロ用の業物を持っているが、思い切りぶった切ったら刃こぼれする恐れがある。

前回もらった鯛は刺身にして中華風海鮮サラダにした。今度は丸のまま塩焼きにして食べ、のこりは後日、鍋にすることにした。でも、IHのグリルに納まるようなサイズじゃない。K余さんのアイデアでオーブンを使うことにした。新機能のスチーム焼きにすると、見事に焼き上がった。

これくらい大きい鯛だと、部位によって味がずいぶんちがう。胸びれのあたりの身がじつに旨かった。

翌日、焼いてもろくなった背骨を適当に折って、丸ごと鍋にぶちこんだ。骨や皮から最高の出汁が出て、自家製春菊など野菜にも味がしみている。塩焼きも鍋も、これまでに食べた鯛のなかで最高だった。

さばいていて脂がべっとりする養殖物の鯛とは、おなじ鯛とは思えない。でも、近く、友だち夫婦3組で、“養殖物”の肉を食べに行くことになっている。出雲コーチンとしまね和牛だ(^o^)。


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