RAB☆Kブログ

令和はまず波乱から?


令和時代がスタートした。聞いたギャグをひとつ。昭和に生まれ、平成を独身で過ごして、令和に生きる人を“平成ジャンプ”というそうだ(~_~;)。わが家にも、ジャニーズ系の該当者がひとりいる(笑)。

政府は令和をBeautiful Harmonyと英訳したが、波乱の幕開けになりそうな気がする。なにしろ、ソ連軍のアフガニスタン侵攻から丸40年、天安門事件やベルリンの壁崩壊から丸30年だ。西暦で末尾に9のつく年には、たいてい、世界が激動する。ぼくは、仕事柄、それに巻き込まれてきたから他人事じゃない。

昭和から平成になったとき、ニューデリーにいた。昭和天皇が崩御し、日本大使館でも弔問を受け付けた。真っ先に訪れたのがインドのラジブ・ガンジー首相で、ぼくはその写真を撮影し東京に送った。

「日本と北朝鮮はそっくりですね」と、インド人の取材助手バルドワージおじさんに言われた。何のことかと思えば、皇居前に群衆が集まり泣いているシーンがインドのテレビでも繰り返し流れた。そのころ金日成はまだ健在だったが、天皇崇敬もキムイルソン崇拝も、彼の目にはおなじように映ったらしい。

後年、歴史や国家、民族などを精神分析する高名な岸田秀先生に取材し、バルドワージの指摘があながち的外れではないことを知った。先生はこう言った。「天皇制を一番継承しているのが北朝鮮です。あの国は社会主義ながら世襲のトップを戴いている。それは、特に古代日本の国柄そっくりとも言えます」

ニューデリーでラジブ・ガンジー首相に会見したとき、その肌は抜けるように白く、握手した手は厚くて柔らかく、きれいなキングズイングリッシュを話した。ぼくが平成の世となった日本へ帰国してまもなく、彼はスリランカ・タミル人過激派の自爆テロで暗殺された。

そして、平成最後にぼくが書いたFacebookの国際ネタも、スリランカの同時多発自爆テロ事件のことだった。

世論調査によると、わが国の若者には、上の世代に比べ、令和がいい時代になると期待する声が目立つようだ。前向きでいい。でも、まず、ひと波乱ふた波乱はあるだろう。それも巨大な波乱が。


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