RAB☆Kブログ

2度あるサプライズは3度ある


毎年ゴールデンウィークになると、なぜかK余さんの誕生日がめぐってくる。不思議な話だ(^-^q)。○○歳になったのを祝うため、ぼくの舌が「出雲随一の和食コースが食べられるよ」とアピールする店Sへ行った。K余さんにとってはSデビュー戦だ。

ぼくの専属運転手でもあるK余さんは、まず、「のんある気分」のカシスオレンジテイストを注文した。この商品名にぼくは以前からひっかっかっている。お酒が体質的に飲めない人、飲めるけど運転しなければならない人が飲む飲料のはずだ。

だったら、アルコールを飲んだ気分になれるという意味で「ある気分」とすべきではないだろうか。もっと攻めるなら「あるちゅー気分」はどうか。やっぱり、それはNGか。

和食店Sは、いつ行ってもクオリティが高い。料理長Oさんは、まだ40歳前後だと思うが、その才能と感性には敬服する。しかも、食材費だけでもコース価格を超えているんじゃないかと思わせられるほど激安だ。その上、2度か3度のサプライズがある。

今回は、日本海産カメノテがコース半ばに出てきて驚かされた。知らない人は「亀の手」だと思うかも知れない。貝のように見えるが、エビやカニと同じ甲殻類だ。フランスのブルターニュやスペイン、ポルトガルでは高級食材とされている。ぼくは、貝類ともふつうの甲殻類ともちがう独特の食感が好きだ。いまじゃ、日本でもネットで取り寄せられるようだが、やはり鮮度が良くないと海の香りがしない。

次のサプライズは、細かい氷をたっぷり詰めた大きな器でドーンと出てきた岩ガキだ。「もうそんな季節!? 今シーズン初めてよねぇ」と言いながら、K余さんはレモンを絞ってかぶりついた。

そして最後のサプライズがデザートだ。完全右党のK余さんを感動させるには十分だった。トマトジュレに焼きプリン、抹茶アイスなど7品にデミタスコーヒーが付いている。

絶品を口に運びながら、奥原宿の韓国レストランへ行った夜を思い出した。日テレ系「ごちバトル」の会場にもなったその店にメールで予約する際、ぼくたちの結婚記念日であることを書き添えておいた。

一通り食事を終え「結局、お祝いのサービスはなかったね」とK余さんが言った直後だった。店員さんが「シェフからのお祝いです」と、豪華で華麗に盛り付けたスイーツを持ってきた。「えっ! これがサービスなの!?」

あのとき以来か、いやそれ以上の感動とともに、名店Sを出た。星が輝いていた。


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