RAB☆Kブログ

謎の侵入者


「ねえ、起きて。キッチンと廊下が大変なことになってる。きっと、かなり大型の動物が入ってきて、ケーキを食い散らかしてる!」

昨夜、高校時代の部活の後輩と杯を酌み交わし、ぐっすりと寝ていた今朝のことだ。いつも沈着冷静、動かざること山の如しのK余さんが、声を上ずらせている。

すぐにベッドを出てキッチンへ向かうと、廊下やダイニングの床に、K余さんが友だちから昨日もらって帰ったパウンドケーキの残骸が散らばっている。ケーキのシートも落ちていて、和室の敷居には侵入者の足跡があった。

K余探偵が現場検証した結果、朝ぼくが食べようと思っていたバゲットも消えていた。侵入者は大きな戦利品を引きずって行ったのだろう。

ヌートリアかタヌキかハクビシンか。キッチンへは、たまに小さいネズミが入り、K余さんが乾燥させていた果物の種を食べられたことはある。しかし、今回の狼藉ぶりは桁がちがった。

この侵入事件と関係があるのかどうかはわからないが、昨日、わが家の前を走る一畑電車のレール脇に、はねられ即死した大きなタヌキの死骸が横たわっていた。初めてのことだ。係の人に電話しなければと思っていた矢先に、作業員がふたり来て処理してくれた。

わが家への侵入は、仲間がはねられたことへの報復だろうか。まさかそんなことはないだろうが、何だかざわざわするものを感じる。

K余探偵は、勝手口の辺りを検証し侵入口らしきところを発見した。懐中電灯を当ててみるとたぶんここだ。大工さんに電話してふさいでもらうことにしよう。


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