RAB☆Kブログ

あまりに露骨な中国の罠


彼女は中国に暗殺されるのではないか――。ついに、そういう物騒な話も出始めている。アメリカの要請でカナダが逮捕した中国通信機器大手「ファーウェイ(華為技術)」の孟晩舟副会長のことだ。

彼女が中国共産党体制の核心を知りすぎていて、アメリカに身柄が引き渡されすべてを自白したらまずいから、というのがその理由とされる。中国と香港のパスポートを計4冊も所持していたとされ、中国の権力中枢とつながっているとみてまずまちがいないだろう。

ファーウェイは、米政府機関が同社製品の購入を禁じる法律が米憲法違反だとして、3月7日、提訴した。同社をめぐるつばぜり合いは、米vs.中にカナダを巻き込み一段と激しくなっている。

一方、朝日新聞によると、ファーウェイは2月28日、アメリカの主要紙に全面広告を載せた。「聞くこと全てを信じないで。私たちのもとを訪れ、見て欲しい」という米メディア関係者を対象としたものだった。アメリカでファーウェイ脅威論が高まっていることへの対抗策とみられている。

また、アメリカ人の著名な記者らには、渡航費や滞在費、食費付きでの中国訪問を打診するメールを直接送ったという。これこそ、露骨な“中国の罠”だ。接待ツアーでアメリカ人ジャーナリストを懐柔・籠絡しようとするいつもの手だ。

これに対し、米紙ワシントン・ポストのコラムニストは、このメールをツイッターで公開し「申し出には感謝するが、外国の情報機関の手先として行動する企業から数千ドル(数十万円)の贈り物をもらうことは、会社の方針にも、私個人の倫理にも反する」とした返信も公開した。

日本政府も、ファーウェイ製品排除を決めている。日本人ジャーナリストにも中国から同様の罠が仕掛けられる可能性は高い。いや、すでに罠にかかっている輩もいるかもしれない。何しろ、日本人はこと情報戦に関してはものすごく脇が甘いから。


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