RAB☆Kブログ

パクリ大国との特許戦争に勝つ


『クレヨンしんちゃん』のパクりが中国で現れ、著作権をもつ東京の双葉社が国際提訴したのは15年前だった。その裁判は、8年もかけて双葉社の勝利に終わり、しんちゃんはわれらのアイドルとしていまも活躍している。

『貶める韓国 脅す中国』(産経新聞取材班著、産経新聞出版)によると、この裁判では、偽物が本物に対して「あなたは偽物だ」と言い切る厚顔ぶりだった。

2011年には、中国企業が日本の新幹線「はやて」の車両技術を盗み、自社技術としてアメリカに売ろうとした。コピー製品つまりパクリだったが、中国側は国産技術だと主張した。川崎重工はアメリカで特許を取っておらず、異議申し立てをしなかった。

軍事や民間の技術は、サイバー攻撃によって盗まれる。その後、日本が知的財産の保護に力を入れるようになった。たとえば先日、スイス・ジュネーブにある世界知的所有権機関(WIPO)が人工知能AI技術の特許に関する初の報告書を発表した。

特許出願数のリストをみると、トップはIBM、2位はマイクロソフトでアメリカ勢が上位を占める。だが、トップ10のなかに東芝、富士通、日立製作所など日本企業が6社も入っている。10社のうちアメリカは3社、日本は6社、のこりの1社が韓国のサムスンだ。上位20社でみても、日本企業は12社入っていて展望は明るい。

中国企業は上位にいない。これは特許サイバー戦争で日米が防衛にいちおう成功したことを示すだろう。中国人民解放軍のサイバー部隊は有名だが、さらに中国は有事になれば、数百万人とも言われる「サイバー民兵」を動員して、他国の軍事、民間技術を盗み、あるいは破壊する。

昨年、トランプ米政権が中国に対し貿易やサイバー分野で事実上の戦争を仕掛けるきっかけとなったのがそれだった。最先端技術分野AIで、中国が世界に誇れるオリジナル技術などほとんどないことが、WIPOのリストからもはっきりしている。

現代の戦争は、陸海空というより宇宙、サイバー、電磁波の領域で目に見えない火花を散らす。その現実の前に、わが国護憲派が描く陸海空での古典的戦争観、それにもとづく平和主義は意味をなさなくなっている。

いま、われわれは戦時を生きている。“平和ぼけ”から目を覚まし、官民あげて戦うときだ。


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