RAB☆Kブログ

朝日はどこの国のメディアか


朝日新聞はアイデンティティーが狂っている。そのことを、拙著『「反日」という病』(幻冬舎)や月刊誌で繰り返し指摘してきた。またも、その例がみられた。朝日は24日朝刊の一面左肩で、次のような見出しを掲げた(大阪本社10版)。

〈韓国「自衛隊機が威嚇」 「繰り返せば強力に対応」〉

いきなりこんな記事が載っている。少し離れて〈日本、低空飛行否定〉と小さめに見出しはあるが、印象としては韓国のメディアかと思ってしまう。言うまでもなく、火器管制レーダー照射をめぐる日韓口げんかにからむ話だ。冷静にみて韓国側の主張が正しいというなら、朝日の紙面構成はあり得る。だが、4面の関連記事には、ちゃっかりこんなくだりがある。

〈韓国の強硬姿勢の背景には、日本に強く出ざるをえない要因がからみあっているようだ。
 韓国の軍事関係筋は「実務者による検証が十分でないうちに照射の事実を否定してしまい、後に引けなくなったのでは」と語る〉

これこそ、朝日お得意のマッチポンプだ。日韓のどちらに理があるか承知はしているのに、「日本のメディア」としてのアイデンティティーがもともと狂っているため、無意識に韓国サイドの視点で紙面を作ってしまったのだろう。

ちなみに、読売新聞は一面トップで、徴用工問題について河野外相が韓国外相に早期協議を要請したと伝え、その下で〈韓国「自衛隊機再び威嚇」 岩屋防衛相「適切に運用」〉という見出しの記事を載せた(大阪本社13版)。

山陰中央新報も3面で、共同通信の記事を使い読売の一面とまったく同じ記事構成にした。共同通信は、よく朝日に引っ張られて「どこの国の通信社か」と思わせる記事を書いたりすることもあるが、今回はまともだった。

それにしても、このレーダー照射をめぐる口げんかで、世界の軍事筋からも笑いものにされている韓国政府はどう矛を収めるのか。その成り行きは興味深い。


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