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島根県知事選は攘夷派と開国派の戦いに


島根県政界は、やっぱりと言うか、三文劇を繰り広げている。自民党県連は、9日、4月の知事選で松江市出身の元総務省消防庁次官・大庭誠司氏(59)を推薦することを決めた。保守系候補としては、福岡県出身の元総務官僚で島根県政策企画局長だった丸山達也氏(48)を推す声も強かった。

自民党県連が東京で選挙対策委員会開いたところ、ベテラン県議ら3人が大庭氏、中堅若手県議3人が丸山氏を推した。その後、国会議員5人が別室で協議し、竹下亘県連会長の判断で大庭氏に決めたそうだ。

自民党県議22人のうち15人が丸山氏支持だったが、ボスによって押し切られ反発している。丸山氏自身も出馬する構えで、44年ぶりの保守分裂選挙になるらしい。

大庭氏を推す最大の理由は「島根県人だから」だったそうだ。苦笑するしかない。島根県はこれまで県人知事にこだわってきた。つまり、いまの知事候補選びは、県人にこだわるか、若手で有能なら他県人でもいいか、という争いだ。

これは、幕末の攘夷(外国勢力排斥)派と開国派の争いを思わせる。いま県政は少子高齢化、過疎などの難題を前に、発想を大胆にして革新的な取り組みをすべきところまで追い込まれている。

竹下会長は、大庭氏を推す理由として「即戦力だから」とも口にしたそうだ。でも、いま求められているのは堅実さではないのではないか。行政であれ企業であれ革新的なことをなすのは「若者・よそ者・馬鹿者」と言われる。馬鹿者というのは、突拍子もない大胆な発想でことに取り組む者という意味だ。

そういう観点からみれば、両氏のことを良く知っているわけではないが、丸山氏のほうがベターだろうという想像はつく。立憲民主、国民民主、社民各党の県議でつくる第2会派、さらに公明党県議らも、丸山氏を支持する構えだ。

攘夷派vs開国派の戦いは面白くなりそうだ。丸山陣営が“若く新しい血”をアピールすれば勝てるかも知れない。あとは一般県民がどう判断するかだ。


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