RAB☆Kブログ

またも言いがかり・・・


欧米人と捕鯨問題の話をすれば、水掛け論にしかならない。とんでもない感情論を持ち出し、その陰に白人優越思想があることはすぐわかる。

「クジラ類は頭もいいし可愛いのに、なぜ殺すのか」。彼らは1世紀以上前にはあかり用の脂を取るためだけにクジラを殺していたことはすっかり忘れて、こんなことを言う。ある研究によると、一番頭のいい動物はチンパンジーなど類人猿、その次がイルカだが、4番目は豚だそうだ。イスラム教徒をのぞき、さんざん豚を食べていて「クジラ類は頭もいい」という理由で捕鯨に反対する。子牛や子豚だって可愛いのに。

日本政府が国際捕鯨委員会(IWC)側に脱退通告したことについて、山陰中央新報に27日、〈「二重基準」で外交難しく〉という見出しの共同通信の記事が載った。いったい何を言い出すのかと思って読んでみると、以下のような指摘をしている。

〈国際協調と相いれない今回の脱退は、対韓外交にも影を落とす。慰安婦問題の最終解決を確認した15年末の日韓合意を「国際約束」と位置づけ、韓国に履行を迫る政府の立場とは必ずしも合致しないためだ〉

〈対中外交への影響も予想される。南シナ海を巡る16年の仲裁裁判所の判断に関し、国際ルール尊重を掲げる日本は中国に受け入れを求めた。相手国から矛盾を突かれる可能性は否定できない〉

この記事は無署名だが、記者はこれまでの経緯を知ったうえで書いているのか。IWCは「鯨類資源の適切な保存」と「捕鯨産業の秩序ある発展」の2つを目的にしているはずなのに、実際にはデータより感情論で「保存」の話に終始してきた。だから、日本政府は脱退を決めた。加盟国は89か国だが、捕鯨と関係ない国が入って多数決で意思決定するIWCの運営にも日本は不満を抱いていた。

共同の記事は、牽強付会ではないか。これを読んで、そうだその通りだという読者がどれだけいるだろうか。

朝日新聞も社説で「国際協調に影を落とす」と政府を批判した。でも、韓国、カンボジア、モンゴル、ラオス、ロシアや、オセアニア、アフリカ、カリブ地域の諸国など捕鯨支持国も多い。

別に古巣の肩を持つつもりはないが、読売新聞は、IWC非加盟国のカナダとインドネシア、加盟国のノルウェーとアイスランドが捕鯨している現状を一覧表にしてわかりやすく読者に伝えている。どのメディアが冷静で、説得力のある紙面を作っているか、今回も明らかだ。

国際協調や二重基準が云々などというのは言いがかりに過ぎない。国民だって国際協調という名の過去のヘラヘラ外交にはうんざりしているのではないか。


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