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朝日には5%の「反日ウィルス」が WiLL対談余話


高名なジャーナリストの長谷川熙(ひろし)さん(85 )と、WiLL1月号の企画で対談した。長谷川さんは、朝日新聞OBでありながら、朝日の常軌を逸した報道ぶりをずっと糾弾してきた、日本では恐らく最高齢の現役ジャーナリストだ。

対談の冒頭、拙著『「反日」という病』(幻冬舎)を「実に面白いアプローチで目から鱗でした」と高く評価してくれた。長谷川さんは、朝日がなぜあんなひどいメディアになってしまったか、特に、旧ソ連主体の国際共産主義組織・コミンテルンとのからみを解明しようとしている。

コミンテルンと日本人と言えば、有名なゾルゲ事件に連座して逮捕された元朝日新聞記者・尾崎秀実(おざきほつみ)が知られる。第2次世界大戦中、近衛内閣の顧問だった尾崎は、日中戦争の和平の芽をつみ、日本が泥沼の戦いに引きずり込まれるように画策した。さらに、日米が戦争するようにしむけた。

なぜ、そんな非道なことをしたのか。尾崎はコミンテルンに洗脳されていて、日本が戦争に負け大混乱に陥ったドサクサに、わが国を共産化しようと狙っていたのだった。ここまでは、すでに一部では知られている。逮捕された尾崎は、処刑される前、自分の思惑を得意そうにべらべらしゃべったからだ。

対談のポイントは、その先、つまり、戦前・戦中そして戦後の朝日新聞が、コミンテルンとどんな関わり合いをしてきたかだ。その解明は、長谷川さんも「実にむずかしい」と言った。朝日新聞は民間企業であり、史料が公文書として残っているわけではない。

ぼくは、「組織を操るノウハウ」として組織の5%を赤化しやがてその組織全体を動かす、という共産主義者の手口について語った。長谷川さんも対談に同席した編集者たちも知らなかったようだが、これは共産主義者の常套手段だ。WiLL編集部は、その5%を「反日ウイルス」と見出しにした。

もし、朝日新聞の社内一部勢力が、コミンテルンや日本共産党と強く結びついて日本の戦争を泥沼化へと導き、戦後も共産主義勢力と太くつながってきたとすれば、「日本の現代史についての歴史認識を根底からひっくり返すことになる」と長谷川さんは語っていた。

ぼくは、心理学・精神分析・精神医学からのアプローチで現代史の歴史認識をひっくり返そうとしているが、長谷川さんはコミンテルンの暗躍という観点からひっくり返そうとしているわけだ。この二つはコインの裏と表のような関係だろう。

コミンテルン暗躍のことは、京大名誉教授の中西輝政先生も、近著『日本人として知っておきたい世界史の教訓』で鋭く論考している。

現代史の見方は、プロの歴史学者ではない人びとによって、すでに大きく変わろうとしている。


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