RAB☆Kブログ

安倍サンは独裁者か1?


いまの永田町が「安倍1強」なのは確かだろう。それを批判するのはいいが、「独裁者だ」とか「独裁的だ」と言う野党や左派メディアの主張は当たっているのか。11月22日の読売新聞に”HOW DEMOCRACIES DIE”(民主主義はどうやって死ぬか)の共著者で、米ハーバード大学のふたりの教授にインタヴューした長編記事が載った。

この記事では、いまの世界で独裁的政治家たちは何をしているか、具体的に語られている。それが安倍サンに該当するかどうかをチェックしてみる。

〈怒れる市民には、民主主義的な制度を民主主義に反して使う指導者を選ぶ余地がある。こうした『内部からの死』に対して、民主主義は本質的に脆弱だ〉
安倍サンは「民主主義的な制度を民主主義に反して使う指導者」か。どうもちがうようだ。

〈選挙によって選出された独裁者たちが民主主義を弱めるために最初にとる戦略は、裁判官や検察官、司法長官といった法治制度の要を掌握することだ。我々はこれを『レフェリー(審判)の掌握』と呼んでいる〉
安倍サンが自分に都合のいいレフェリーを掌握しているか。そんなケースはない。

〈二つ目の戦略は、メディアの支配だ。テレビや新聞を取りつぶす場合もあるが、それでは非常に物議を醸す。むしろ税務調査をはじめ様々な角度でメディアやオーナーを捜査し、黙らせようと舞台裏で脅迫する方法が取られる場合が多い〉
安倍サンは、メディアを支配するどころか、モリ・カケ騒ぎでフェイクニュースの矢面に立たされ窮地に陥った。支配などとてもできていない。

〈典型的な例が現在のハンガリーだ。オルバン首相は選挙のルールを変え、議会で圧倒的多数を得た。次に判事の退職年齢を下げて、現職を排除し、彼の支持者に入れ替えた〉
安倍サンが「議会で圧倒的多数を得」るために選挙などのルールを変えたことはない。

〈三つ目は、テレビ局、新聞社の買収を画策し、間接的にメディアを攻撃した。同様のことがポーランドでも起こりつつある」〉
いくら安倍サンでも、メディアの買収を日本ではできない。

〈トランプ氏は就任当初から、自分に忠実な連邦捜査局(FBI)や司法長官を望み、それを公言していた。さらに、選挙とメディアを攻撃している〉
安倍サンは、メディアを批判することはあるが、それは一部メディアが根拠も証拠もなく叩いたときだ。

こう見てくると、安倍サンはどうみても独裁者でも独裁的でもない。外交では歴代総理がとてもできなかったことをどんどん実現している。ただ、日中国交正常化40周年で北京へ行き、習近平に“手土産”を渡したのは絶対にだめだった。通貨スワップを認め一帯一路で部分協力をするというあれだ。米中が貿易や情報をめぐって戦争しているときに、中途半端な外交は同盟国の不信を買う。

内政でもっとも納得がいかないのは、いわゆるカジノ法を作ったことだ。ぼくは、フィリピンやネパール、スリランカ、韓国などでカジノに行ったことがあるから、よくわかる。メリットよりデメリットのほうがあまりにも大きい。

「安倍さんは、おぼっちゃま気質が抜けていない」と、先日、東京で事情通に聞いた。政治家や官僚以外の側近で固め、彼らが政策を決めているとの批判もある。それなら、もうちょっとしっかりした側近を選んで欲しい。


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