RAB☆Kブログ

ある学者の心の病理


 

朝日新聞が、「1強」というタイトルの大型連載をきょうからはじめた。安倍首相への権力集中ぶりを探る企画だ。読売新聞も前にやっていたが、朝日はまたちがった角度から分析しており、面白くなりそうだ。

その長い記事のなかで、こんなくだりに引っかかった。

〈改革を説いた政治学者は1強をどう見ているのか。「強い権力が必要だという認識があった。官邸への権力集中は90年代の制度改革がめざした姿。今でも間違いでははいと思う」〉

安倍1強を肯定的にとらえているのだ。こうコメントしているのが、安倍に一貫して批判的な山口二郎・法政大学教授だから意外だ。

山口氏と言えば、2015年8月30日の安全保障関連法案の反対集会で、安倍氏に対し「お前は人間じゃない、叩き斬ってやる」と暴言を吐いた学者だ。

これをニュースで聞いたとき、ぼくは彼がメンタル面で重く病んでいるように思えてならなかった。とても学者が公の場で口にする言葉じゃない。

そのときと比べ、朝日での今回のコメントはどう受けとめればいいのか。これも、大きく揺らぐメンタリティの症状で、暴言時と反対の極から出た言葉と考えればいいのか。

安全保障関連法案の騒ぎは、背景として、GHQや朝日新聞によるマインド・コントロールがあった。ひと言で言えば、日本人の多くにみられる軍事アレルギーの症状が出た軽い集団ヒステリーだった。

そのアレルギーは、肉体ではなくメンタル面に作用する。ある人物が常識を疑わせるような言動に出るときは、まずまちがいなくメンタルな病気に罹っていると考えていい。

安全保障関連法案の騒ぎもほぼ一段落し、山口教授の精神的アレルギー症状もある程度収まったということだろう。彼とはずいぶん前に名刺交換をしたことがあった。そのときは、ふつうの学者然としていた。

企画で彼のコメントを取り記事に使った朝日記者は、心の病理にまつわることはまったく知識もなく理解もしていなかっただろうが。


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