RAB☆Kブログ

ポスト金正恩は誰か


 

クアラルンプールでの金正男暗殺事件で、北朝鮮の金王朝の行方が、俄然、世界の注目を集めている。

その初代指導者・金日成主席が1994年7月8日、突然亡くなった。そのとき、ぼくはイタリアのナポリでサミット(G7)を取材中だった。訃報はまったく予期されないことで、世界を駆け巡った。サミットの場でもなにか動きがあるかもしれないと、徹夜で会場プレスセンターに待機し、東京本社や親しい週刊誌の編集者とひんぱんに電話でやりとりした。

週刊現代最新号によると、94年に北朝鮮核危機が起きたとき、金日成は金正日を一時監禁し、現在の駐チェコ大使・金平日(62)を平壌に呼び戻した。そして訪朝したカーター元米大統領との会談に同席させ「金平日後継」を印象づけた。

日成が「怪死」したのは、米朝会談の翌月だった。そこには正日の関与が疑われている。万一、事実なら、儒教の国では絶対に許されない親殺しがおこなわれたことになる。

日成の息子のひとり正男が殺されたいま、狂った独裁者・正恩を消し、後継に平日をもってくることが密かに検討されているようだ。

週刊現代によれば、昨年末、米国務省のラッセル東アジア太平洋担当国務次官補がひそかに訪日し、安倍政権首脳に、「近い将来、正恩排除後の北朝鮮を米露中の3か国による信託統治にしたい」との考えを伝えたという。

その際、問題となるのがポスト正恩だ。日成と後妻の子・平日か、正男の子・金ハンソル(21)の名前があがっている。あるインタヴュー番組を観たかぎり、ハンソルはまだ若いが国際経験を積み、英語も堪能で、祖国の状況を冷静に分析している。何よりも、北に帰って国民の窮状を救いたいという意志が強い。

信託統治の件は、露中の対応しだいだが、実現すれば日本にとっても事態を穏便に治める方策として歓迎できるだろう。

問題は、誰がいつ正恩の「首」を取るかだ。早ければ、来月の米韓軍事演習のときが考えられる。ポイントのひとつはトランプの決断力だ。

不謹慎ではあるが、個人的には、ずいぶん面白いことになってきたと思う。


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