RAB☆Kブログ

北朝鮮に平和主義では立ち向かえない


 

共同通信は、3月7日の社説で〈新たな脅威への対応を〉との見出しで書いていた。どう対応するつもりなのか。

〈日本は米国、韓国と連携して、北朝鮮のICBM保有という新たな脅威に備えたミサイル防衛体制を強化。北朝鮮の軍事情報を収集して分析、評価する協力関係を深化させることが急務だ〉

「ミサイル防衛体制を強化」するというなら日本も軍事費をうんと増やせという話かと思えばそうでもない。話をそれ以上広げない。

〈対話の道筋を閉ざすのは得策とは言えない〉

まだ、北朝鮮は対話に値する国だと思っているのだろうか。国内にいるマレーシア人を人質にとるような国が。

朝日新聞の同じ日の社説はもっと他人事みたいで、〈北朝鮮の挑発 暴挙の連続が招く孤立〉と題した社説には、日本の「に」の字も出てこない。どこの国の新聞か。

その点、読売新聞の社説は明快だった。

〈自衛隊が巡航ミサイルなどによる敵基地攻撃能力を持つことも、本格的に検討すべきだ〉

憲法の解釈上、先制攻撃は可能とされるが、これまで日本政府は政策としてその選択肢を正面から検討することはなかった。

共同や朝日の社説は、その平和主義が現実の軍事的脅威の前に、すでに破綻していることを改めて露呈しているにすぎない。

折しも、日本学術会議は「軍事研究の禁止」を継承することを近く声明で明らかにする予定で、共同、朝日はその報道に熱心だ。だが、学者らの“平和ぼけ”が祖国に悲劇をもたらす危険性を論じることはない。

戦後日本の空想的な平和主義が、その欺瞞性を露呈しているのに、左派メディアも学者たちの多くも知らんぷりを決めている。薄っぺらな平和主義が生き残り、国民に多大な犠牲が出たとき、彼ら左派はどう言いつくろうのだろうか。

 

*護憲・平和主義の欺瞞については【0円ブックレット】『沈む朝日』http://rab-k.jpを参照されたい。

 


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