RAB☆Kブログ

ウラ・オモテは大切だ


ウラ・オモテのある人がすごく苦手で、断捨離してきた。でも、裏表がないと不都合なときがあると、この歳になって知った。

散歩がてらローソンへ行き、30年以上“婦夫”で愛読している小学館『ビッグコミックオリジナル』を手に取り、レジでお金とPontaカードを出した。

青年バイト君が、「このカード、裏にバーコードがないので使えません」と言う。「えっ!?」

カードの裏をみると、真っ白だった。何で??? 財布の中を確かめたが、他にPontaカードはなかった。ポイントを貯めることができないまま、店を出た。

家で、もう一度、財布を確かめると、表が真っ白で裏にバーコードのあるカードが出てきた。Pontaカードが、スパッと2枚に分かれていたのだ。

しばらくして、また、ローソンへ行き、『週刊現代』を買った。新聞広告で知った「『時代』『糸』『地上の星』・・・・・・あの曲がつくられた理由 中島みゆきは何を考えてきたか」という記事を読むためだ。

今度は、店長らしい年配の男性がレジに立っていた。裏表に分かれたカードを見せ「新しいカードを発行してもらえますか?」と聞いた。男性は「ちょっと待って下さい」と、カードを受け取りその場を離れた。

当然、新しいカードを持ってくると思ったら、2枚に分かれたカードをセロテープで張り合わせて返してくれた。!!!・・・。

こんなケースはよくあるのだろうか。手慣れた様子の店長に、唖然、むしろ感心させられた。

ウラ・オモテは大切だ。でも、人間の場合は、やはり断捨離する!


コメント

  1. 林常彦 より:

    ウラ・オモテ そう来ましたか。
    起承転結があり、お見事でした。

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