RAB☆Kブログ

あのご老体も、たまには・・・。


日本の政治用語「専守防衛」は、和英辞典にちゃんと載っている。でも、それを英語ネイティブに話しても、当然ながら、まったく理解されない。

その英訳をあえてもう一度和訳するとこうなる。

「専ら防衛的な安全保障政策」

安全保障(セキュリティー)は、近代国家の常識として攻撃と防御によって成り立つ。それを「専ら防衛的な」などという言葉で説明しようとしても、海外で通じるわけがない。

「専守防衛」を公式見解として強調したのは、当時防衛庁長官だった中曽根康弘・大勲位だ。〈日本のために戦うのは米軍だ。あのような憲法を押し付けたのだから。だから日本は米国との同盟関係を強めればよい。それが安全保障ということだ〉

ジャーナリスト田原総一朗氏は、こう語る。〈この言葉が、私にはさっぱり理解できなかった。「専守防衛」というのは、本土決戦ではないのか。土決戦をやれば、1千万人以上の日本人が犠牲になる〉

〈だが、オバマ大統領が「米国は世界の警察ではない」と言い、トランプ大統領は「世界のことはどうでもよい」と、米国第一主義を公然と唱えている。日本としては、安全保障を本当に真剣に考えざるを得ないのである〉

とすれば、いま注目の敵基地攻撃能力論、ひいては憲法9条改正へと話が進む。

田原氏は、某週刊誌に「老害」と叩かれたこともあるが、たまにはまっとうなことを言う。ぼくの好きな蝶アサギマダラの仲間か(笑)。

この田原インタビューを載せたのは、週刊朝日8月7日号だった。まだそれだけなら、〈田原さんの記事をボツにはできない〉と、朝日がしぶしぶ載せた可能性はある。

ところが、朝日のAERAdot.が7月29日にネット配信し、誰でも無料で読めるようにした。つまり、週刊朝日はしぶしぶではなかったということだ。

先日、敵基地攻撃能力論を社説で批判したばかりの朝日は、路線変更しようというのか!? それとも、社内造反か!?

コチコチ護憲派の界隈では、ざわめきが起きているかもしれない。


コメント

  1. 林 常彦 より:

    今後、専守防衛 という言葉を使わず 本土決戦という言葉を広めるべきですね。日本は専守防衛だから、という輩にはすぐさま本土決戦の意味ですね、と言い換える運動を展開しましょう。
    面白い視点です。
    8月23日のチラシを少し送りますので、参加促進していただければ
    喜びます。
    当日質疑応答の時間を設けますので、強烈な質問を期待しております。

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