RAB☆Kブログ

美の発見はトイレ


生け花に魅惑・洗脳されたせいか、花は横から眺めるものと思ってきた。華道展で、水平に視線を移動することはあっても、垂直には動かした記憶がない。でも、花によっては真上からみて初めて、その造形を堪能できるものがあることを知った。

わが家のトイレには、ロールペーパー・ホルダーの上に小さな棚がある。そこに農林大臣K余さんがいつも、赤ちゃんの拳ほどの花瓶を置き、季節の花々を飾ってくれる。

いま盛りなのは、矢車草だ。野生のではなく、品種改良されたものだ。トイレでこれを真上からみると、じつに複雑な花びらでよくできている。色もパステルカラーでぼく好みだ。

K余さんがとなりのおばあちゃんに株分けしてもらったり、近所の空き地に咲いていたのを引っこ抜いてきたりして、わが畑の花卉専用スペースで育てたものだ。

日本初のノーベル賞をとった湯川秀樹博士は、「私の中間子論はお風呂の中で生まれた」と話していたとされるが、じつはトイレで生まれたという都市伝説もある。

それはともかく、矢車草の美の発見はトイレだった。


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