RAB☆Kブログ

いま、芸能人らに何が起きているのか


ツイッター上での「#検察庁法改正に抗議します」ムーブメントに、野党だけでなく小泉今日子、俳優の井浦新、浅野忠信、いきものがかりの水野良樹、きゃりーぱみゅぱみゅさんらが次々と抗議し、ツイートは300万を超えたという。

政府と自民党が、安倍政権寄りとされる高検検事長(63)の定年を65歳まで延長し検事総長にするために、検察官の定年そのものを延長するよう法改正しようとしている、というのが抗議の理由だ。

司法権の独立が危機に陥っているとすれば、抗議ツイートは一見もっともなことではある。首相の国会答弁にも説得力は感じられない。

とは言え、ぼくが疑問に思うのは、なぜいま芸能人らがそういうきわめて政治的なことで声を上げているかだ。誰か陰に仕掛人がいて、彼らはたんに踊らされているだけではないのか。

三権分立や民主主義、平和の大切さをアピールし声をあげるなら、ほかに対象がある。新型コロナ禍、中国の軍事的脅威のいま、世界で唯一、祖国を守ったり緊急事態にそなえたりする条項が憲法にないという日本の現実を変えるべく、憲法改正を主張するほうがよほどスマート(賢明)だ。

実業家の堀江貴文氏は「#検察庁法改正案に抗議しますとか言ってる奴ら、むしろ問題なのは検察官起訴独占主義と独自捜査権限と人質司法のコンボなのであって、そこが三権分立を脅かしてること知ってるんかいな」と疑問を呈し「定年延長なんぞ些末な事項にすぎぬ。そんなクソどうでもいいことに馬鹿は気付かずほくそ笑むのは検察ばかりなり」とツイートした。

嘉悦大の高橋洋一教授は、「どれだけの著名人が実際に法案を見たのか知りたい 笑」とツイートした。「法案を読めば、検察官だけではなく公務員全体の定年延長の話。公務員の定年は年金支給開始年令に連動したもので、定年引き上げは20年くらいからの既定路線。というと、法務省人事の問題という声もあるが、法案には人事なんてどこにも書いてない」と解説する。そして、定年などを決める法律で、検察官が他の国家公務員と“別枠”になっている点を問題視している。

60年安保騒動や2015年安保法制反対騒動などとおなじで、誰も法案をきちんと読まず世間の「空気」と薄っぺらな「正義感」だけで、仕掛け人勢力にそれと知らず煽られているのが実態ではないだろうか。そうだとすれば、巣ごもり生活が生んだ集団ヒステリーでしかない。


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