RAB☆Kブログ

日本の新聞TVは、もう死んでいる


朝日新聞の国際面トップに、5月6日、えげつない記事が載っていた。見出しはこうだ。

〈人工呼吸器 中国全土から次々〉〈専門外が4割 混成チーム結成〉〈武漢に応援 医師・看護師ら語る〉

新型コロナが蔓延した中国の武漢でかの国の医療関係者がいかに闘ったか、朝日の上海特派員がレポートしている。ぼくはそれを一読して思った。この視点は狂っている。全文を中国語に訳したら、人民日報の記事としてそのまま使える。朝日は、そこまでして中国共産党独裁政権にすり寄りたいのか。“人民日報日本版”とやゆされるのは当然だ。

朝日には、そもそも、なぜ世界中に中国発生のウイルスがばらまかれることになったか、という日本の読者が一番知りたい核心情報が、これまで一度も載っていない。

欧米の主要メディアをみれば、最高度に危険なウイルスを扱っていた通称「武漢P4研究室」をめぐる疑惑が次々と伝えられている。

日本では、河添恵子さんが孤軍奮闘し夕刊フジで毎週書いているのをのぞき、ほとんど伝えられていない。読売が5月2日、〈「武漢研究所から発生」情報〉という記事を載せたくらいだ。そこでも、P4という名は出てこない。

なお先日、河添恵子さんは「武漢P4研究室のあったところがGoogleアースでみると更地になっている」と夕刊フジ、YouTubeなどで伝えた。だが後日、「研究室は更地より少しずれた場所にあった」と訂正した。とはいえ、「Googleマップでそこの地名や研究室名が消されたのは事実で、Googleアースでもみえないように隠されている」としている。

P4研究室には人民解放軍の関係者が深く関与していたともいう。河添さんは「国際的な専門家チームが査察に入ってもいいよう、ウイルス研究とは無関係の武漢水生研究所から漏れたことにしようと、中国当局は狙っている」と指摘する。

日中記者交換協定があり、日本の新聞TVは中国の核心を突く情報は伝えづらい、という理不尽な現実がある。それでも、「○○はこう伝えた」と責任を海外メディアに転嫁して日本国民に伝える裏技はある。

それさえもしないのだから、日本の新聞TVは、もう死んでいる。


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